ブラックロックの第2四半期利益は予想を上回るも、収益と運用資産は予想を下回る
資産運用を専門とするブラックロック（BLK）の株価は、2024年第2四半期の決算発表後、月曜日の市場前取引で小幅上昇した。
一株当たり利益（EPS）は10.36ドルで、アナリスト予想平均の9.95ドルを上回った。しかし、売上高は前年同期比8％増の48.5億ドルに対し48.1億ドルと、アナリストの予想には届かなかった。
ブラックロックの株価は市場前取引で1％上昇した。
ブラックロックの運用資産総額は10兆6,500億ドルに達し、前年同期比13％増となったが、予想の10兆7,300億ドルをわずかに下回った。
新規資金流入額は815億7,000万ドルで、前年同期比1.8％増加したが、予想の1,012億4,000万ドルを下回った。
同社の経営効率を示す調整後の営業利益率は44.1％と、前年同期の42.5％から改善し、予想の42.7％を上回った。
同社の株式ファンドへの純流入額は64.4億ドルで、予想の318.5億ドルを大幅に下回った。
ブラックロックのローレンス・D・フィンク会長兼最高経営責任者（CEO）、ロバート・S・カピート社長、マーティン・S・スモール最高財務責任者（CFO）は米国東部時間午前7時30分から投資家およびアナリストとの電話会議を行う。
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