火曜日にブルームバーグが報じたところによると、アメリカの通信会社ベライゾン・コミュニケーションズ（VZ）は、全米にある多数の携帯電話タワーを売却する可能性を探っているという。
ベライゾンは財務コンサルタントを雇い、約5000から6000のタワー群の購入希望者からの潜在的な関心を調査しているという。取引は30億ドルを超える可能性がある。
しかし、ブルームバーグは、これらの協議は初期段階にあり、取引につながるかどうかは定かではないと警告している。
2015年、ベライゾンは約1万1,000基のタワーを賃貸・管理する権利をアメリカン・タワー社に譲渡する取引を完了した。50億ドルの即時支払いと引き換えに、この契約によってベライゾンは電波ライセンス調達のための資金を獲得し、金融負債を削減することができた。
ブルームバーグは、現在売却が検討されているタワーは、インフラを専門とする企業や潜在的な戦略的買収者の注目を集める可能性があると指摘している。電気通信会社は、資本を得るための戦略としてタワーの売却を選択することがあるという。
ベライゾンの株価は火曜日に1％以上上昇し、1株当たりの取引価格は約41.30ドルである。今年1年間で同社の株価は9％以上上昇し、過去12ヵ月では22％以上の上昇を見た。
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