[東京 7日 ロイター] - 東京五輪の女子ゴルフは7日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部(パー71)で最終ラウンドを終え、稲見萌寧(もね)が銀メダルを獲得した。トータル16アンダーで並んだリディア・コ(ニュージーランド)との2位決定戦プレーオフを制した。
金メダルは17アンダーでネリー・コルダ(米国)。畑岡奈紗と笹生優花(フィリピン)は同じ10アンダーで9位タイだった。
最終日を3位タイでスタートした稲見は、17番ホールでバーディを奪って一時1位タイに浮上した。しかし、18番でボギーとし1打及ばなかった。プレーオフでは、最初の18番で稲見がパー、コがボギーとし決着がついた。
稲見は試合後、「プレーオフは勝率100%なので、やると決まったときは勝ちに行こうと(周囲と)話をした」とし、「日の丸を背負ってメダルを取れることは本当に嬉しい。私の人生で一番名誉な嬉しいこと」と語った。
稲見は東京出身の22歳。10歳からゴルフを始め、2018年にプロテスト合格。現在は都築電気に所属している。日本のLPGAツアーで7回優勝。ボールはブリヂストン、ウェアとシューズはニューバランスを使用している。