[上海 31日 ロイター] - 中国の規制当局が先月、中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)に対し、音楽の著作権について独占的な契約を結ぶことを禁止したことを受け、テンセントは31日、全ての独占契約を解除したと発表した。
対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントに掲載された声明によると、独占契約に関わる全ての関係者に解除を通知。今後は非独占的な方法で関係者と協力していくとした。
国家市場監督管理総局(SAMR)は先月24日、テンセントとグループ企業が著作権者と独占的な契約を結んではならないとし、既存の契約を当局の通達から30日以内に解除するよう命じた。