[9日 ロイター] - シンガポールのゲーム・電子商取引企業シーは9日、米国預託証券(ADR)と転換社債を発行し、約60億ドルを調達したと明らかにした。リフィニティブのデータによると、1回の資金調達額としては東南アジアで過去最大となった。
発行の内訳は、1ADR当たり318ドルのADRを1100万、表面利率0.25%の2026年償還債が元本総額25億ドル。
同社は時価総額で東南アジアの上場企業のトップに立つ。同社の米上場株は年初から62%急騰している。昨年も新型コロナウイルス流行による巣ごもり需要を背景に株価は5倍近く跳ね上がった。