[香港/上海 11日 ロイター] - 中国の不動産開発会社、当代置業(中国)(モダン・ランド・チャイナ)は25日に期限を迎えるドル建て社債の償還を3カ月延期するよう投資家に要請していると明らかにした。デフォルト(債務不履行)を回避することが目的。
また元本の35%を償還し、1000ドルにつき1ドルの承諾料を支払うことを提案した。
別の提出書類によると、会長と社長が同社に合わせて8億元(1億2435万ドル)の貸し付けを行うと発表した。2─3カ月以内に完了する見込みという。
今月償還を迎える社債の表面利率は12.85%。11日の取引で額面1ドル当たり46.512セントへ下落した。同社の株価は香港市場で2.11%安の0.465香港ドルで終了し、上場来安値を更新した。