[チューリヒ 1日 ロイター] - スイスの銀行大手クレディ・スイスは4日の第3・四半期決算発表後に戦略見直しについて最新情報を公表する。1日に明らかにした。
4月に就任したアントニオ・オルタオソリオ会長は、リスク管理や企業文化を見直し、年内に新たな戦略を打ち出す方針を表明していた。
株価は3月以降、29%下落している。
同行は、米アルケゴス・キャピタル・マネジメント関連で多額の損失を計上し、英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルの破綻でも大きな痛手を被っており、経営陣は事業の立て直しを迫られている。
先月には、モザンビークの汚職スキャンダルに関連して約4億7500万ドルを米英当局に支払うことで合意した。