■クリーク・アンド・リバー社 (T:4763)の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2022年2月期第2四半期末の総資産は前期末比945百万円増加の19,032百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では収益拡大に伴い現金及び預金が688百万円増加したほか、受取手形及び売掛金が196百万円増加した。
固定資産では有形固定資産が18百万円減少した一方で、無形固定資産が24百万円、投資その他の資産のうち出資金が333百万円それぞれ増加した。
無形固定資産のうち、のれんは185百万円で前期末から25百万円増加している。
負債合計は前期末比163百万円減少の7,604百万円となった。
主に有利子負債が217百万円減少したことによる。
また、純資産は前期末比1,109百万円増加の11,428百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、利益剰余金が1,054百万円増加した。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末比2.9ポイント上昇の59.1%となり、有利子負債比率は同3.7ポイント低下の15.1%となった。
また、現金及び預金から有利子負債を差し引いたネットキャッシュも同905百万円増加の7,306百万円とここ数年では最も高い水準に積み上がっており、収益拡大を背景に財務基盤の強化が進んでいることがうかがえる。
こうした豊富な手元資金を基に、事業シナジーが見込める企業に対してのM&Aやスタートアップ企業への出資を積極的に進めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
3. 財務状況と経営指標
2022年2月期第2四半期末の総資産は前期末比945百万円増加の19,032百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では収益拡大に伴い現金及び預金が688百万円増加したほか、受取手形及び売掛金が196百万円増加した。
固定資産では有形固定資産が18百万円減少した一方で、無形固定資産が24百万円、投資その他の資産のうち出資金が333百万円それぞれ増加した。
無形固定資産のうち、のれんは185百万円で前期末から25百万円増加している。
負債合計は前期末比163百万円減少の7,604百万円となった。
主に有利子負債が217百万円減少したことによる。
また、純資産は前期末比1,109百万円増加の11,428百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、利益剰余金が1,054百万円増加した。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末比2.9ポイント上昇の59.1%となり、有利子負債比率は同3.7ポイント低下の15.1%となった。
また、現金及び預金から有利子負債を差し引いたネットキャッシュも同905百万円増加の7,306百万円とここ数年では最も高い水準に積み上がっており、収益拡大を背景に財務基盤の強化が進んでいることがうかがえる。
こうした豊富な手元資金を基に、事業シナジーが見込める企業に対してのM&Aやスタートアップ企業への出資を積極的に進めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)