■業績見通し
1. 2022年2月期の業績見通し
クリーク・アンド・リバー社 (T:4763)の2022年2月期の連結業績は、売上高で前期比10.7%増の41,300百万円、営業利益で同30.7%増の3,200百万円、経常利益で同28.7%増の3,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.4%増の1,950百万円と期初計画からそれぞれ上方修正した。
売上高については、クリエイティブ分野(日本)を中心に第2四半期までの上振れ分だけを加味した格好となっている。
ただ、受注状況は下期に入ってからも順調に推移しているもようで、もう一段の上振れ余地はあると弊社では見ている。
一方、営業利益に関しては第2四半期までに期初計画から約5.5億円上振れたのに対して、通期の修正額は3.5億円としている。
これは、下期に人材ネットワークの強化や新規サービスのプロモーション費用など今後の成長を見据えた投資費用を上積みすることが要因となっている。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益の増益率が経常利益に対して低くなっているのは、2021年2月期の税負担が、連結子会社であったエコノミックインデックスの非連結化に伴って軽減されており、2022年2月期は税負担の正常化が見込まれることによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 2022年2月期の業績見通し
クリーク・アンド・リバー社 (T:4763)の2022年2月期の連結業績は、売上高で前期比10.7%増の41,300百万円、営業利益で同30.7%増の3,200百万円、経常利益で同28.7%増の3,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.4%増の1,950百万円と期初計画からそれぞれ上方修正した。
売上高については、クリエイティブ分野(日本)を中心に第2四半期までの上振れ分だけを加味した格好となっている。
ただ、受注状況は下期に入ってからも順調に推移しているもようで、もう一段の上振れ余地はあると弊社では見ている。
一方、営業利益に関しては第2四半期までに期初計画から約5.5億円上振れたのに対して、通期の修正額は3.5億円としている。
これは、下期に人材ネットワークの強化や新規サービスのプロモーション費用など今後の成長を見据えた投資費用を上積みすることが要因となっている。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益の増益率が経常利益に対して低くなっているのは、2021年2月期の税負担が、連結子会社であったエコノミックインデックスの非連結化に伴って軽減されており、2022年2月期は税負担の正常化が見込まれることによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)