[オタワ/メキシコ市 9日 ロイター] - バイデン米大統領が米国、メキシコ、カナダの3カ国の対面方式での首脳会議を開催する方針であることが9日、複数の関係筋の話で明らかになった。
具体的な日程は調整中だが、11月15日の週にワシントンで開催される公算が大きいとしている。
3カ国は「スリー・アミーゴス・サミット」と呼ばれる首脳会議を2005年に開始。16年までほぼ毎年開催してきたが、トランプ前米大統領が17年1月に就任してからは中断されていた。今回開催されれば約5年ぶりになる。
バイデン大統領は、カナダのトルドー首相とメキシコのロペスオブラドール大統領とこれまでにオンライン形式で会談を実施しているほか、トルドー氏とはローマで開かれた20カ国・地域の首脳会議(G20サミットで顔を合わせている。
3カ国の首脳会議について、米ホワイトハウスはコメントを控えている。カナダ首相府とメキシコ大統領府からコメントは得られていない。