[10日 ロイター] - 米自動車大手、ゼネラル・モーターズ(GM)の広報担当者は10日、ロイターの電子メールでの取材に対し、半導体の入手が改善しつつあるとし、メキシコを含む北米のほとんどの組立工場が通常生産に戻っていると明らかにした。
同広報担当者は「実際、11月1日の週は北米の組立工場で半導体不足により操業を停止した工場はなく、これは2月以来初めてだ」と説明した。
GMの7─9月期の業績は、世界的な半導体不足とコモディティー(商品)価格の上昇が打撃となった。同社は、こうした状況が2022年遅くまで続くとの見通しを示していた。