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【株式市場】日経平均は朝方の95円安から持ち直し米中会談など受け一時184円高

発行済 2021-11-16 12:19
更新済 2021-11-16 12:35
© Reuters.  【株式市場】日経平均は朝方の95円安から持ち直し米中会談など受け一時184円高

◆日経平均は2万9841円26銭(64円46銭高)、TOPIXは2056.37ポイント(7.85ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億147万株

 11月16日(火)前場の東京株式市場は、円安など映してトヨタ自<7203>(東1)が続伸ジリ高となり連日最高値を更新、ソニーG<6758>(東1)や半導体関連株はNY株の全般反落を映して小安く始まったが、ほどなく堅調になり強含んで推移。日経平均は小安く始まったが、午前9時半頃の95円55銭安(2万9681円25銭)を下値に持ち直し、11時前からは一時急伸し184円13銭高(2万9960円93銭)まで上げる場面があった、米中トップ会談が始まり、中国株が高いため安心感が台頭とされ、ファーストリテ<9983>(東1)、第一生命HD<8750>(東1)などが一段と上げた。

 三菱UFJ・FG<8306>(東1)が出直りを強め、大幅増益の四半期決算に加えて業績予想の増額、増配、自社株買い、消却、の同時発表に驚愕感すら聞かれ、株価意識に目覚めたのではないかとの見方も。ソーダニッカ<8158>(東1)は大幅増益の四半期決算に増配、自己株式の取得、消却、「プライム市場」の基準充足への取組を発表し急伸。アサヒペン<4623>(東2)は自社株買いも発表し急伸。日本情報クリエイト<4054>(東マ)は純利益の大幅増など好感されストップ高。アルファクス・フードS<3814>(JQS)は9月決算の大幅改善と今期の一段回復予想など好感されストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億147万株、売買代金は1兆3868億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1220銘柄、値下がり銘柄数は825銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、保険、鉱業、輸送用機器、卸売り、ゴム製品、小売り、電気機器、繊維製品、建設、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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