40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国当局、オンライン証券の海外取引提供禁止を検討

発行済 2021-12-18 01:38
更新済 2021-12-18 01:45
© Reuters. 中国規制当局は、フートゥー・ホールディングスとアップ・フィンテック・ホールディングなどのオンライン証券が中国本土の顧客に対して提供している海外証券取引サービスを禁止するこ

[香港 17日 ロイター] - 中国規制当局は、フートゥー・ホールディングスとアップ・フィンテック・ホールディングなどのオンライン証券が中国本土の顧客に対して提供している海外証券取引サービスを禁止することを検討していると、事情に詳しい関係者が述べた。データの安全性と資本流出を巡る懸念が理由という。

フートゥーとアップ・フィンテックは米ナスダック市場に上場している。海外証券取引を手掛ける中国のオンライン証券として最大手の2社であり、禁止されれば中国本土の数百万人におよぶ個人投資家が米国や香港などの海外市場で簡単に証券取引を行うことができなくなる。

関係者の1人は「今後数カ月のうちに」禁止措置が通知される可能性があると述べた。

フートゥーはロイターに対し、中国当局と連絡を取り合っているが、ロイターの報道内容のような通知は正式に受け取っておらず、通常通り営業しているとした。

アップ・フィンテックは世界の規制当局が定めた規則に従っており、新たな規則があればそれを順守するとした。

ロイターの報道を受け、米株序盤の取引でフートゥーは一時8%安、アップ・フィンテックは一時14%安。ただ売り一巡後は下げ渋っている。

中国証券監督管理委員会(CSRC)、中国国家外為管理局(SAFE)、中国人民銀行(中央銀行)は現時点でコメント要請に応じていない。

中国共産党の機関紙、人民日報は10月、ウェブサイトの記事で、11月1日に中国で新たな個人情報保護法が施行されるのに伴い、フートゥーとアップ・フィンテックが規制上のリスクに直面していると指摘した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます