[オスロ 22日 ロイター] - ノルウェー政府系ファンドは、中国の製薬会社、雲南白薬集団の株式を売却したと発表した。絶滅が危惧されているセンザンコウの取引を行っていることが理由としている。
ブラジルの牛肉大手マルフリグ・グローバル・フーズについても、「深刻な環境破壊」を理由に投資引き揚げの可能性を検討していることを明らかにした。サプライチェーン内で森林破壊が起きているという。
同ファンドは2020年末時点で雲南白薬集団の株式0.11%(2300万ドル相当)を保有していた。いつ売却したかは明らかにしていない。
雲南白薬集団、マルフリグ・グローバル・フーズのコメントは取れていない。