[24日 ロイター] - ロンドン株式市場は、クリスマス前の短縮取引で薄商いとなるなか、ほぼ横ばいで取引を終えた。
週間では上昇した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株による影響を、世界経済は消化できるとの期待が高まったことが背景にある。
IGグループの首席市場アナリスト、クリス・ボーチャンプ氏は、FTSE100種が今日の取引で一時7400の水準を回復したことは来年に向けて良い兆候と指摘。「オミクロン株への懸念が抑制され、企業決算が今年のように回復を続ければ、コロナ前の高値回復に向けた上昇相場も可能」と述べた。
中位株で構成するFTSE250種指数もほぼ横ばい。旅行・レジャー関連株が今月堅調となるなか、週間では8月以来の大幅な上昇となった。