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[サンフランシスコ 28日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が28日、来年期限を迎えるオプションに関連した保有株売却を完了したことが、規制当局への提出文書で明らかになった。
文書によると、今年9月に設定されたオプション関連の株式売却が12月28日に完了。マスク氏は160万株を購入するオプションを行使し、これに関連した税金支払いのため93万4090株を10億2000万ドルで売却した。
マスク氏は今月22日、「事前にプログラムされた」売却が終われば、保有するテスラ株の約10%を売却するという目標を達成できるとし、「まだいくつかトランシェが残っているが、ほぼ完了した」とツイッターに投稿していた。
ロイターの算出によると、今回の取引でマスク氏は2286万株を購入する来年期限のオプションを全て行使したことになる。