[10日 ロイター] - カナダのスポーツ衣料大手ルルレモン・アスレティカは10日、第4・四半期の純売上高と調整後1株当たり利益について、従来の予想レンジの下限になるとの見方を示した。
新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロンの影響で、人員削減や営業時間短縮を余儀なくされた。発表が嫌気され、株価は2%近く下落した。
小売りセクターは、供給網の目詰まりによる配送遅延や商品不足に見舞われていたが、オミクロン株が苦境に拍車をかける形となった。
従来予想では、純売上高は21億3000万─21億7000万ドル、調整後1株利益は3.25─3.32ドルだった。
アナリスト予想は平均で、1株利益3.34ドル、売上高21億7000万ドル。