[24日 ロイター] - ソニー・ミュージックエンタテインメントは24日、ボブ・ディラン(80)がこれまでに録音した全楽曲のほか、今後発表する作品の権利を取得したと発表した。
契約には「風に吹かれて」や「天国への扉」などの人気曲を含む1962年以降の作品が含まれ、米誌バラエティは1億5000万─2億ドルに上るとの関係者の話を伝えた。
ソニーとディランは契約条件についてコメントしていない。
ディランは2020年12月、全楽曲をユニバーサル・ミュージック・グループに売却し、売却額は3億ドルに上ったとされる。
近年ではニール・ヤング、スティービー・ニックス、ポール・サイモンなどの大御所アーティストらが、ストリーミングサービスから収益機会を得ようとする投資家に楽曲権利を売却する動きが続いている。