[17日 ロイター] - ユニバーサルミュージックがデジタル資産の一種であるNFT(非代替性トークン)のプラットフォーム「キュリオ」と提携し、アーティストなどのデジタルコレクションを開発する。両社が17日発表した。
今回の提携はユニバーサルにとって新たな収益源になる可能性がある。
ユニバーサルは自社や所属アーティストのデジタルアート作品などを開発する予定。またキュリオは、ファンが公式ライセンスNFTを購入できるサービスとして機能し、3月にはキャピトル・ミュージック・グループと英歌手カラム・スコットとコラボを開始する。
ユニバーサルミュージックのデジタル戦略担当上級副社長のマイケル・ナッシュ氏は、NFTとブロックチェーン技術を組み込んだ次世代インターネット「ウェブ3」は、音楽視聴がストリーミング中心となる中、レーベルとアーティストがファン向けに独自のデジタル製品を生み出す機会になると述べた。