[アムステルダム 4日 ロイター] - オランダの大手銀行INGは4日、ロシアの団体と個人に対する新たな制裁により影響を受ける融資は約7億ユーロ(7億7100万ドル)と明らかにした。
ロシア向け融資は53億ユーロで、グループ全体の融資残高の0.9%、ウクライナ向け融資は5億ユーロで全体の0.1%と説明した。
ロシアの一部金融機関が国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除された影響について「現在のところ重大なものではない」と指摘した。
INGのこれまでの発表によると、同行はロシアで法人向け銀行サービスを手掛けている。ロシアの従業員は約400人、ウクライナは約100人。