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ロシアが国際司法裁審理ボイコット、ウクライナ侵攻巡り

発行済 2022-03-07 19:26
更新済 2022-03-07 19:28
© Reuters. 国際司法裁判所(ICJ)は7日、ロシアの軍事行動停止を求めたウクライナの訴えを受けた審理を開始した。ハーグのICJ、2019年撮影。(2022年 ロイター/Eva Plevier)

[ハーグ 7日 ロイター] - 国際司法裁判所(ICJ)は7日、ロシアの軍事行動停止を求めたウクライナの訴えを受けた審理を開始した。ただ、ロシアがボイコットしたため、同国の法的代理人不在の審理となった。

ICJは、ロシアの不参加を遺憾だとした。

在オランダのロシア大使館にコメントを求めたが、返答は得られなかった。

ロシアのプーチン大統領はこれまで、ロシアの「特別軍事行動」は、ウクライナ東部で「虐げられ、ジェノサイド(大量虐殺)にさらされている(ロシア語を主要または唯一の言語とする)住民を保護するため」に必要だと述べている。

一方、ウクライナは、ジェノサイドの主張は事実無根で、侵略を法的に正当化する理由には全くならないと主張している。

この訴訟は、両国が署名した1948年の大量虐殺防止に関する条約の解釈が中心となっている。この条約では、署名国間の紛争を解決する場としてICJが指定されている。

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