[23日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6676.08(‐97.55)
前営業日終値 6773.63(‐64.29)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9595.03(‐154.51)
前営業日終値 9749.54(‐ 49.72)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4359.35(‐83.20)
前営業日終値 4442.55(‐18.67)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が97.55ポイント(
1.44%)安の6676.08と続落して取引を終えた。企業が合併・買収(M&A)
を通じて租税を回避する行為に対して、米政府が防止策を発表。これまでM&A活動が盛
んだったヘルスケア部門の株が、今後は買収対象になりにくくなるとして売られた。
米バイオ医薬品大手アブビー ABBV.N が買収を予定しているシャイアー SHP.L は2
.5%の下落。米製薬大手ファイザー PFE.N に買収提案をかけられたことがあるアスト
ラゼネカ AZN.L も3.6%の値下がり。米企業による買収の対象として名前が挙がった
医療機器のスミス・アンド・ネフュー(S&N) SN.L も2.8%値を下げた。
朝方発表されたフランスの9月購買担当者景気指数(PMI)速報値が低下したこと
も市場心理を悪化させた。ドイツはPMI総合指数が17カ月連続の伸びとなったものの
、製造業部門は2013年6月以来の低水準で市場予想も下回った。ユーロ圏全体の指数
も低下した。
上期利益見通しを下方修正し前日に大幅下落となったスーパー大手テスコ TSCO.L
は引き続き4.2%値下がりした。同業のセインズベリー SBRY.L は5.4%の下落だっ
た。調査会社カンター・ワールドパネルが、英国の食品スーパー業界のここ12週間の動
向について20年以上ぶりの低い成長だったとしたことが嫌気された。
通期見通しを引き下げた製糖のテート・アンド・ライル TATE.L は16.7%の大幅
下落となった。
<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。フランスやドイツの購買担当者景気指数
(PMI)速報値がさえない内容で、市場心理が悪化した。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は18.69ポイント(1.34%
)安の1374.85で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は51.55ポイント(1.58%)
安の3205.93だった。
朝方発表のフランスのPMIは、サービス部門が市場予想以上に軟調だった。これを
受けて、CAC40指数 .FCHI は1.87%の低下となった。ドイツのPMIは17カ
月連続の伸びとなったが、製造業部門は2013年6月以来の低水準で市場予想も下回っ
た。ユーロ圏全体の指数も市場予想以下だった。
個別銘柄では、オーストリアの銀行ライファイゼン・バンク・インターナショナルBIV.VI>が、ウクライナやハンガリーでの業績不振を理由に、通期で最大5億ユーロの損
失が出る可能性があるとしたことで、株価が10%下落した。
企業の租税回避に対する防止措置を米政府が発表したことでヘルスケア関連株が売ら
れた。
合併・買収(M&A)を通じて法人税の安い外国に本社を移転し納税額を減らすこと
が難しくなることから、米バイオ医薬品大手アブビー ABBV.N によるシャイアー SHP.L
買収合意や、米製薬大手ファイザー PFE.N のアストラゼネカ AZN.L 買収再提案にとって
障害になると懸念が広がった。
アストラゼネカは3.6%、シャイアーは2.5%それぞれ値を下げた。STOXX
欧州600ヘルスケア指数 .SXDP も1.27%低下した。
一方、ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナル YAR.OL は3.9%上昇。米
同業のCFインダストリーズ・ホールディングス CF.N と合併に向けて協議しているとの
発表が好感された。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6676.08(‐97.55)
前営業日終値 6773.63(‐64.29)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9595.03(‐154.51)
前営業日終値 9749.54(‐ 49.72)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4359.35(‐83.20)
前営業日終値 4442.55(‐18.67)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が97.55ポイント(
1.44%)安の6676.08と続落して取引を終えた。企業が合併・買収(M&A)
を通じて租税を回避する行為に対して、米政府が防止策を発表。これまでM&A活動が盛
んだったヘルスケア部門の株が、今後は買収対象になりにくくなるとして売られた。
米バイオ医薬品大手アブビー ABBV.N が買収を予定しているシャイアー SHP.L は2
.5%の下落。米製薬大手ファイザー PFE.N に買収提案をかけられたことがあるアスト
ラゼネカ AZN.L も3.6%の値下がり。米企業による買収の対象として名前が挙がった
医療機器のスミス・アンド・ネフュー(S&N) SN.L も2.8%値を下げた。
朝方発表されたフランスの9月購買担当者景気指数(PMI)速報値が低下したこと
も市場心理を悪化させた。ドイツはPMI総合指数が17カ月連続の伸びとなったものの
、製造業部門は2013年6月以来の低水準で市場予想も下回った。ユーロ圏全体の指数
も低下した。
上期利益見通しを下方修正し前日に大幅下落となったスーパー大手テスコ TSCO.L
は引き続き4.2%値下がりした。同業のセインズベリー SBRY.L は5.4%の下落だっ
た。調査会社カンター・ワールドパネルが、英国の食品スーパー業界のここ12週間の動
向について20年以上ぶりの低い成長だったとしたことが嫌気された。
通期見通しを引き下げた製糖のテート・アンド・ライル TATE.L は16.7%の大幅
下落となった。
<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。フランスやドイツの購買担当者景気指数
(PMI)速報値がさえない内容で、市場心理が悪化した。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は18.69ポイント(1.34%
)安の1374.85で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は51.55ポイント(1.58%)
安の3205.93だった。
朝方発表のフランスのPMIは、サービス部門が市場予想以上に軟調だった。これを
受けて、CAC40指数 .FCHI は1.87%の低下となった。ドイツのPMIは17カ
月連続の伸びとなったが、製造業部門は2013年6月以来の低水準で市場予想も下回っ
た。ユーロ圏全体の指数も市場予想以下だった。
個別銘柄では、オーストリアの銀行ライファイゼン・バンク・インターナショナル
失が出る可能性があるとしたことで、株価が10%下落した。
企業の租税回避に対する防止措置を米政府が発表したことでヘルスケア関連株が売ら
れた。
合併・買収(M&A)を通じて法人税の安い外国に本社を移転し納税額を減らすこと
が難しくなることから、米バイオ医薬品大手アブビー ABBV.N によるシャイアー SHP.L
買収合意や、米製薬大手ファイザー PFE.N のアストラゼネカ AZN.L 買収再提案にとって
障害になると懸念が広がった。
アストラゼネカは3.6%、シャイアーは2.5%それぞれ値を下げた。STOXX
欧州600ヘルスケア指数 .SXDP も1.27%低下した。
一方、ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナル YAR.OL は3.9%上昇。米
同業のCFインダストリーズ・ホールディングス CF.N と合併に向けて協議しているとの
発表が好感された。