[上海 23日 ロイター] - 中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が23日発表した第4・四半期決算は、売上高が8%増と2004年の上場以降で最低の伸びとなった。
規制強化や広告収入の低迷が響いた。
売上高は1337億元から1442億元(226億3000万ドル)に増加した。リフィニティブ・アイコンのデータによると、市場予想の平均は1476億元だった。
通期の売上高は16%増で、過去最低の伸びだった。
第4・四半期の利益は60%増。京東商城(JDドットコム)株の譲渡益計上など一時的な要因が寄与した。
規制当局は1年半にわたってテンセントなどのハイテク大手の取り締まりを強化しており、ゲームの承認も昨年8月以降凍結されている。
規制強化の対象となった多くの企業が支出を抑制していることもあり、広告収入も低迷している。