[13日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは13日、米国で同社の物流代行サービスを利用する出品者に対し、燃料費・物価上昇分として手数料に平均5%のサーチャージ(追加料金)を導入すると発表した。
同社がこうしたサーチャージを適用するのは初めて。今のところ発表されたのは米国のみ。
今月28日から、物流代行サービス「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」で同社が保管・発送する商品1ユニット当たり平均0.24ドルが上乗せされる見通し。恒久的な措置ではないという。
アマゾンは出品者への通知で「著しいコスト上昇に見舞われており、販売パートナーへの影響を抑えるため可能な限り当社で負担してきた」と説明。「今年は世界的な新型コロナウイルス関連規制の緩和で正常化を期待していたが、燃料(価格)とインフレが一段の課題になっている」と理解を求めた。