[香港 20日 ロイター] - 香港政府トップを決める5月8日の行政長官選で唯一の候補者となっている李家超(ジョン・リー)前政務官は、香港一の富豪である李嘉誠氏をはじめとする有力な実業家や政治家ら150人近くを自身の顧問・主席団に選び、自身に対する幅広い支持をアピールした。
李家超氏は中国政府の支援を受け、7月1日に林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の後任として就任する予定。同氏の選挙事務所関係者は20日、記者団に対し「メンバーは豊富な経験を有しているほか、社会に多大な貢献をしており、今後の政策大綱起草などで支援を得られるだろう」と語った。
メディア報道によると、李家超氏は選挙前となる今月中に政策大綱を発表する見込み。