[東京 13日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 17242.16 +45.11 寄り付き 17192.00 安値/高値 17099.95─17255.5
東証出来高(万株) 107614 東証売買代金(億円) 11009.62
前場の東京株式市場で日経平均は3日続伸。日本株に対する短期的な過熱感などが意識さ れ朝方は売り優勢で始まったものの、先高期待は根強く、下値は限られた。売り一巡後は 先物主導で買いが入り、指数はプラス圏に浮上。消費再増税の先送りにより国内景気は改 善するとの思惑も相場の下支えとなった。
前日の米国株はまちまちとなり、外部要因を手掛かり材料としにくい中で、寄り付き 前に内閣府が9月機械受注を発表。船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前 月比2.9%増の8316億円と、ロイターの事前予測1.9%減に反して増加となった 。
設備投資動向の底堅さを示す内容にもかかわらず、日本株には急ピッチな上昇への警 戒感などが意識され、寄り付き後は主力輸出株の一角に利益確定売りが広がる展開。一時 1万7100円を割り込むなど軟調な滑り出しとなったが、その後は先物主導で切り返し た。「消費再増税が先送りされれば、来年中は国内景気がよくなるとの見方をもとにした 短期筋の買いがきょうも残っている」(エース経済研究所・子幡健二社長)という。
個別銘柄ではニチイ学館 9792.T が大幅高。12日、自己保有株を除く発行済株式総 数の12.16%にあたる850万株、取得総額60億円を上限とする自社株買いを実施 すると発表し、積極的な株主還元策への評価から物色された。年間配当予想の上方修正を 発表した電通 4324.T も買われた。
半面、クックパッド 2193.T が軟調。海外での公募増資で最大310万株を発行する と発表したことで、1株利益の希薄化や需給悪化などの懸念が広がり売られた。
東証1部の騰落数は、値上がり954銘柄に対し、値下がりが706銘柄、変わらず が172銘柄だった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ 株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T 東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T 東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T 東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225 TOPIX(東証株価指数) .TOPX TOPIX CORE30 .TOPXC JPX日経インデックス400 .JPXNK400 日経ジャスダック平均株価 .NOTC 東証マザーズ指数 .MTHR 日経225先物 0#JNI: SGX日経225先物 0#SSI: TOPIX先物 0#JTI: 日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))