[ブリュッセル 18日 ロイター] - 米マイクロソフトのブラッド・スミス社長は18日、クラウド事業への苦情申し立てを受けて、使用許諾条件を改定しクラウドサービス事業者が競争しやすいようにすると表明した。
スミス氏はブリュッセルのシンクタンクが主催した会議で、欧州のクラウドサービス業者により多くの選択肢を与えると述べた。
クラウドサービス業者がマイクロソフトの「ウインドウズ」を基本ソフト(OS)として提供できるようにすることや、価格に関するより長期間の保護、使用許諾条件の見直しなどを変更点として挙げた。
独ソフト会社ネクストクラウド、仏OVHクラウド、その他2社はマイクロソフトのクラウド事業の慣行について、欧州連合(EU)欧州委員会に苦情を申し立てている。