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テンセント、第1四半期は利益半減 売上高横ばい

発行済 2022-05-18 19:39
更新済 2022-05-18 19:45
© Reuters.  5月18日、中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の第1・四半期決算は、利益が前年同期から半減、売上高も横ばいで、上場以来、最悪の決算となった。浙江省で2020

[香港 18日 ロイター] - 中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が発表した第1・四半期決算は、利益が前年同期から半減した。売上高も横ばいで、上場以来、最悪の決算となった。

コンシューマー、電子商取引、旅行事業で広告主が支出を減らしているとも警告した。

売上高は1355億元(200億8000万ドル)。前年同期は1353億元だった。リフィニティブがまとめた市場予想の1410億元を下回った。

株主帰属利益は51%減。リフィニティブのデータによると、2004年の上場以来、最大の減益となった。

中国政府の規制強化で事業拡大に歯止めが掛かった。過去2年間急増していたゲームへのユーザー支出も鈍化。国内の新型コロナウイルスの再流行で決済需要も低迷した。

広告収入は18%減。昨年第4・四半期は13%減だった。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国のバイトダンスなど、競合他社との競争が激化したほか、ロックダウン(都市封鎖)で広告需要が落ち込んだ。

8カ月にわたって新規のゲームライセンスが凍結されたことも響いた。第1・四半期の国内ゲーム収入は1%減。海外ゲーム収入は4%増。国内では未成年のゲームのプレイ時間などが制限されているため、同社は海外に活路を求めている。

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