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【銘柄診断】エンシュウは業績の回復基調が鮮明、時価総額100億円を意識

発行済 2022-05-26 13:21
更新済 2022-05-26 13:35
© Reuters.  【銘柄診断】エンシュウは業績の回復基調が鮮明、時価総額100億円を意識

 エンシュウ<6218>(東証プライム)は26日、12円高(1.62%高)の749円まで上げてと続伸し、16日につけた年初来高値748円を更新している。

 今期大幅増益の続伸が見込まれ、大幅増配を予定していることを好感。割安株買いが入っている。

■今3月期営業利益66%増益を見込む

 13日に発表した2022年3月期決算は、前22年3月期売上高239億0400万円(前の期比8.1%増)、営業利益7億5100万円(同62.2%増)、経常利益6億3800万円(同50.5%増)、純利益3億7000万円(同47.8%増)に着地。

 今期は部品加工関連事業が、主要顧客の大幅な需要回復により、生産量が回復したことが売上に貢献。工場での操業改善や費用削減が奏功したほか、工作機械関連事業が下期に回復したことが寄与した。

 今23年3月期売上高300億円(前期比25.5%増)、営業利益12億5000万円(同66.3%増)、経常利益10億円(同56.6%増)、純利益7億5000万円(同2.0倍)を予想。年間配当は26円(同13円増)を予定。株主優待制度を23年3月末時点の株主から株主優待制度を導入する。毎年3月末時点で1500株以上かつ、継続して1年以上を保有する株主を対象として、3000円相当の地元特産品を贈呈する。

■プライム市場の上場維持基準100億円を強く意識

 同社は、EV化の流れは今後も加速していくと判断し、2021年4月からスタートした新中期経営計画では、5年間でエンジン市場から新市場へ事業シフトを図り、2025年度売上高500億円、営業利益35億円目標を掲げている。また、昨年11月4日に新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書を公表し、プライム市場の上場維持基準100億円(現在47億円)を強く意識したもので、今回の2022年3月期決算は市場から高い評価を得たと思われる。

■24か月移動平均線を突破するか注目

 株価は、2013年5月高値2330円、18年1月高値2240円のダブルトップを形成した後、同年12月安値855円、20年3月安値669円、21年12月安値565円と売られ三段下げ終了から上昇している。業績は回復基調を鮮明し、今期予想PER6倍台・PBR0.4倍と割安感があり、上値抵抗線の24か月移動平均線を突破するか注目したい。(信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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