[ロンドン 13日 ロイター] - コインマーケットキャップのデータによると、仮想通貨市場の時価総額が2021年1月以来初めて1兆ドルを下回り、9260億ドルとなった。
ビットコインは9%以上下落。18カ月ぶり安値の2万3950ドルで取引されている。
年初からは約50%下落。イーサは15%以上下げ、1210ドル。
ハーグリーブス・ランズダウンの投資・市場担当シニアアナリスト、ササナ・ストリーター氏は「インフレの抑制が予想以上に難しいことが判明し、ビットコインとイーサが引き続き深刻なダメージを受けている」と指摘。「(仮想通貨は)リスク資産からの逃避の主要な犠牲者だ。投資家は世界中の消費者物価高騰を懸念している」と述べた。