[東京 17日 ロイター] - 寄り付き 前営業日比 日経平均 .N225 19425.89 +179.83 日経平均先物中心限月 2JNIc1 19330 +80
寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。取引時間中としては2000年4月17 日以来、約15年ぶりに1万9400円台を回復して始まっている。前日の欧米株式市場 の主要指数が上昇し、緩和マネーを背景とする株高の流れが日本株にも波及した。電機、 自動車など輸出株が高く、銀行など金融セクターもしっかり。 16日の欧州株式市場でドイツDAX .GDAXI が過去最高値を更新。米国市場ではダ ウ工業株30種が200ドルを超す上昇となるなど欧米株が軒並み上昇した。 日本株については、緩和マネー流入や公的年金の買いなど需給要因が株高を支えてい るほか、賃上げに伴う国内景気の回復期待も強い。 一方、1万9400円台では高値警戒感も意識され、買い一巡後は売り買いが交錯す る展開となっている。トヨタ自動車 7203.T は寄り後、上場来高値を更新した。
(河口浩一)