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三井物産と三菱商事は「サハリン2」資産の無償譲渡要求で注目されたが底堅い

発行済 2022-08-04 09:27
更新済 2022-08-04 09:35

■ロシア政府、3日以内に新運営会社を設立と伝えられる

 三井物産<8031>(東証プライム)は8月4日、反落模様で始まったが、取引開始後は2%安の2898.5円(69.0円安)を下値に売買され、底堅い相場となっている。出資して権益を保有するロシアの天然ガスプロジェクト「サハリン2」に関し、「3日以内に新運営会社を設立…ロシア政府、資産の無償譲渡命じる」(読売新聞オンライン8月4日07:25)と伝えられ、推移が注目されているが、株価は下値が堅いようだ。同じく出資する三菱商事<8058>(東証プライム)は1%安の4112円(45円安)を下値に切り返し、4162円(5円高)まで上げる場面を見せている。

 三井物産は8月2日、5000万株(消却前の発行済株式総数に対する割合3.0%)の自己株式の消却を発表している。消却予定日は2022年8月31日。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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