40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国アリババ、4-6月期売上高が初の横ばい ロックダウン響く

発行済 2022-08-05 00:00
更新済 2022-08-05 09:37
© Reuters. 中国アリババ・グループ・ホールディングの4-6月期売上高は2055億6000万元(304億3000万ドル)と、2014年の上場後初めて前年同期から横ばいにとどまった。昨年

[4日 ロイター] - 中国の電子商取引(EC)最大手、アリババ・グループ・ホールディングが4日発表した4-6月期決算は売上高が2055億6000万元(304億3000万ドル)となり、2014年の上場後初めて前年同期から横ばいにとどまった。中国の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が響いた。

これまでは上場後に四半期ごとに2桁の増収率がほぼ続いていた。ただ、業績は市場予想を上回った。

アリババは「4月と5月は比較的低調だったが、6月は当社の事業全体で回復の兆しが見られた。短期的な課題はあるものの、淘宝網(タオバオ)と天猫(Tモール)は特に消費力が高い消費者層の間で高い顧客維持率を保っている」とコメントした。

ダニエル・チャン最高経営責任者(CEO)は決算発表説明会で、7月に事業回復の兆しが見えたと述べたが、それ以降の数カ月は 「コスト削減と効率化」の期間となると強調した。

「国際的な地政学情勢、新型コロナの再拡大、中国のマクロ経済政策や社会動向など、外部の不確実要因は企業として影響力を行使できる範囲を超えている」と説明した。

出店業者がアリババのウェブサイト上の広告や宣伝にどれだけお金を使ったかを追跡する重要指標の顧客管理収入(CMR)は前年同期より10%減の804億元。CMRは通常、売上高全体の3分の1程度を占める。

クラウドコンピューティング部門の売上高は10%増えた。調整後1株利益は11.73元。リフィニティブのIBESデータに基づくアナリスト予想は10.39元だった。

純利益は227億4000万元とほぼ半減した。

調査会社パシフィック・エポックで中国の電子商取引部門の調査を担当するVinci Zhang氏は「アリババはビジネスサイクルが成熟しつつあり、規制環境も完全に変化したため、かつてのような力強い成長率を永遠には維持できない」と語った。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます