[ロンドン 17日 ロイター] - 世界の主要金融機関で作るEMEA(欧州・中東・アフリカ)クレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は17日、海外債権者が保有するウクライナ国債の2年間の支払い凍結合意を巡り、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が発動するかどうかを決定する会合を初めて開催した。CDDCによると、19日に再び会合を開くという。
ウクライナ国債を保有する海外債権者は10日、約200億ドルの国債について、2年間の支払い凍結で合意した。
証券取引の決済機関である米証券保管振替機関(DTCC)のデータによると、ウクライナ国債に関連するCDS契約は2億2000万ドル強という。