[23日 ロイター] - 中国の電子商取引会社、JDドットコム(京東商城)が23日に発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は、売上高が市場予想を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けた中国でのロックダウン(都市封鎖)措置を受けオンライン販売やネット商戦「618」が好調だった。
第2・四半期の売上高は前年同期比5.4%増の2676億元(390億7000万ドル)。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の2623億1000万元を上回った。上半期の売上高は11%増の5073億元。
オンライン販売を含む製品部門の売上高は2.9%増、物流やマーケティングなどのサービス部門の売上高は21.9%増となった。
普通株主に帰属する純利益は43億8000万元(1米国預託株式(ADS)当たり1.37元)と前年同期の7億9400万元(同0.25元)から増加。一時項目を除いた利益は1ADS当たり4.06元と、アナリスト予想の2.71元を上回った。