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久光製薬が急伸、第2四半期の経常利益3割増と自社株買いなど好感

発行済 2022-10-13 09:54
更新済 2022-10-13 10:05
© Reuters.  久光製薬が急伸、第2四半期の経常利益3割増と自社株買いなど好感

■疼痛治療剤「ジクトルテープ」6月に効能追加承認も寄与開始

 久光製薬<4530>(東証プライム)は10月13日、急伸商状となって始まり、午前9時20分過ぎには13%高に迫る3765円(420円高)まで上げ、約6ヵ月ぶりに3700円台を回復している。12日の15時に発表した第2四半期決算(2022年3~8月・累計)の連結経常利益が前年同期比29.7%増加し、自己株式の取得(自社株買い)も発表、好感されている。6月に経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「ジクトルテープ」が効能追加承認(腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎)を取得し業績に寄与しはじめた。

 第2四半期連結決算(2022年3~8月・累計)は、連結営業利益が売上原価の増加により前年同期比13.9%減となったが、経常利益は為替差益の増加などで同29.7%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は同30.0%増加した。

 自社株買いは、取得株式総数200万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.51%)、取得総額100億円(各上限)、取得期間は2022年10月13日から23年2月28日までとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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