[19日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースは、新興企業の創業者とベンチャーキャピタル(VC)投資家を結び付けて円滑な資金調達を支援するオンラインプラットフォームを立ち上げた。幹部がロイターに語った。
新プラットフォーム「キャピタルコネクト」は、新興企業の初期段階からの資金調達ニーズに応えることに重点を置く。担当チームの人員は125人で、2年前の3人から増えた。
新興企業の創業者はサイト上で投資家の紹介を依頼したり、バーチャルなデータルームを構築できる。チームを率いるマイケル・エランジアン氏は、未公開市場関連のあらゆるサービスを大小さまざまな企業や投資家に提供する「ワンストップショップ」を目指していると語った。
ゴールドマン・サックスやシリコンバレー・バンクのほか、米カルタのようなフィンテック企業はVCを後ろ盾に持つ新興企業に焦点を当て、未公開市場向けのサービスを拡充してきた。
エランジアン氏は、キャピタルコネクトでは総合金融機関としてのJPモルガンの高い経験値やデータ、外部との関係を生かし、差別化を図ると語った。
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