[ストックホルム 20日 ロイター] - スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンが20日発表した第3・四半期決算は、中核利益が2四半期連続で市場予想を下回った。部品や物流コストの上昇でマージンが悪化した。
調整後営業利益は71億スウェーデンクローナ(6億3305万ドル)。前年同期の88億クローナから減少し、リフィニティブがまとめたアナリストの予想平均の87億3000万クローナを下回った。
売上高は680億クローナ。前年同期の563億クローナ、アナリストの平均予想の662億5000万クローナを上回った。
粗利益率は44.0%から41.4%に低下。継続中の特許紛争によるロイヤルティ収入の減少も響いた。