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【株式市場】日経平均は97円安、朝方の364円や数を切り返しTOPIXは堅調

発行済 2022-10-28 13:16
更新済 2022-10-28 13:35
© Reuters.  【株式市場】日経平均は97円安、朝方の364円や数を切り返しTOPIXは堅調

◆日経平均は2万7248円20銭(97円04銭安)、TOPIXは1908.16ポイント(2.60ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億8779万株

 10月28日(金)前場の東京株式市場は、NY株式市場でダウ平均が5日続伸の一方、S&P500、NASDAQ指数は続落したことなど受け、トヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株は堅調だった一方、日経平均に影響度の強い銘柄が多い値がさ半導体株はアドバンテスト<6857>(東証プライム)が高い半面で東京エレク<8035>(東証プライム)は反落など明暗が分かれた。ただ、四半期決算を発表した信越化学<4063>(東証プライム)やオリエンタルランド<4661>(東証プライム)は上げ、政府の経済対策29兆円や日銀の金融政策会合(27、28日)への期待などで鉄道、空運、不動産などもしっかり。日経平均は247円安で始まったが、直後の364円16銭安(2万6981円08銭)を下値に持ち直し、前引けは87円安にとどまった。

 イビデン<4062>(東証プライム)や東邦チタニウム<5727>(東証プライム)が業績予想の増額修正など好感されて活況高となり、シンプレクス・ホールディングス<4373>(東証プライム)は第2四半期決算の売上収益最高更新など好感され急伸。日野自動車<7205>(東証プライム)は大幅減益だが未定だった通期業績予想の開示などで急反発。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は株式3分割の権利取り日を通過し妥当値比で大幅高。菊水ホールディングス<6912>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感されて急伸。FRONTEO<2158>(東証グロース)は米国での特許など好感され急伸。

 新規上場のpluszero(プラスゼロ)<5132>(東証グロース)は前場、買い気配のまま初値がつかず、を上げ続け、前引けはは2812円(公開価格1650円の70%高)。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8779万株、売買代金は1兆5995億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は960銘柄、値下がり銘柄数は781銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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