[7日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6886.95(‐46.79) 前営業日終値 6933.74(+6.16)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 11407.97(+57.82) 前営業日終値 11350.15(+22.47)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4967.22(‐14.37) 前営業日終値 4981.59(+7.52)
<ロンドン株式市場> 反落。大接戦となっている英総選挙の投票日を迎え、先行き 不透明感から株価は約1カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。 世論調査ではキャメロン首相が率いる与党保守党と最大野党労働党の支持率は拮抗し ている。スコットランド民族党(SNP)は第3党へ躍進するとみられる。 保守党、労働党ともに単独では過半数に届かないとみられ、選挙後は連立政権が誕生 する可能性が高い。保守党は選挙に勝利した場合、2017年末までに欧州連合(EU) 離脱の是非を問う国民投票を実施するとしており、市場はリスク要因の一つと受け止めて いる。 個別銘柄では、スーパー大手のWMモリソン MRW.L が6.6%安。第1・四半期の 売上高減少が嫌気された。
<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。国債の売りが落ち着いたことやユー ロ上昇に歯止めがかかったことで、取引の早い段階の相場の落ち込みから持ち直した。 FTSEユーロファースト300指数 .FTEU3 は0.68ポイント(0.04%)安 の1547.04だった。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は1.82ポイ ント(0.05%)安の3556.21だった。 輸出銘柄が多いドイツのクセトラDAX指数 .GDAXI は0.51%高で取引を終えた 。 高級化粧品「ラ・プレリー」を製造するドイツのバイヤスドルフ BEIG.DE は3.2 %上昇した。東欧地域の旺盛な需要に支えられて第1・四半期のコア利益が市場予想を上 回った。