10時時点の日経平均は前日比78.47円高の20275.03円で推移している。
為替市場ではドル・円がやや円安に振れている以外、外部環境で目立った買い材料は観測されていないが、日本株の先高感の強さは継続。
連日で取引時間中の年初来高値を更新している。
規模別株価指数では大型株が相対的に強含んでいる。
業種別では、決算発表が材料視され損保ジャパン (TOKYO:8630)、MS&AD (TOKYO:8725)が上げ幅を拡大していることから保険セクターが強い。
また、2日前に発表された「MSCIジャパン最小分散」で電力5社が新規採用されたことで電力・ガスも買われている。
売買代金上位銘柄では、東京電力 (TOKYO:9501)が商いを伴い上げ幅を拡大しているほか、三菱UFJ (TOKYO:8306)、オリエンタルランド (TOKYO:4661)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、パナソニック (TOKYO:6752)、三井不動 (TOKYO:8801)が上昇。
一方、みずほ (TOKYO:8411)、ソニー (TOKYO:6758)、ソフトバンク (TOKYO:9984)はさえない。