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【株式市場】日経平均は156円安、一時248円安だが権利付最終日にともなう買いもあり回復

発行済 2022-12-28 12:34
更新済 2022-12-28 12:35
© Reuters.  【株式市場】日経平均は156円安、一時248円安だが権利付最終日にともなう買いもあり回復

◆日経平均は2万6290円96銭(156円91銭安)、TOPIXは1904.73ポイント(5.42ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億3358万株

 12月28日(水)前場の東京株式市場は、12月期末配当・優待の権利付最終日。米NASDAQの反落などを受けて半導体関連株や大手商社株が総じて軟調に推移し、自動車、機械株も軟調に推移した半面、日本製鉄<5401>(東証プライム)や三菱重<7011>(東証プライム)、第一生命HD<8750>(東証プライム)などがしっかり。電力株も堅調。日経平均は138円安で始まり、午前10時過ぎに248円20銭安(2万(6199円67銭)まで下押したが、前引けにかけては下げ幅を縮めた。

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)が大活況となり東証プライム銘柄の値上がり率1位。記念配当、自己株式の取得(自社株買い)など好感。阿波製紙<3896>(東証スタンダード)は分離膜の新製品を開発と徳島新聞・電子版が伝えたとされて買い材料視され急伸ストップ高。オプトエレクトロニクス<6664>(東証スタンダード)は急反発。前週の業績予想の下方修正を受けて下げてきたが27日の決算発表を受けて反騰。ZUU<4387>(東証グロース)は金融商品仲介・保険代理企業のM&Aが買い材料視され一時ストップ高。クリアル<2998>(東証グロース)は業績予想の増額が好感され急伸し最高値を更新。

 東証プライム市場に中部鋼鈑<5461>(東証プライム、名証プレミア)が上場した。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3358万株、売買代金は1兆1762億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は535銘柄、値下がり銘柄数は1198銘柄。

 東証33業種別指数は6業種が値上がりし、電力ガス、保険、銀行、食料品、建設、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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