[モスクワ 12日 ロイター] - 欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した昨年のロシアの新車販売台数は前年比58.8%減少の68万7370台だった。
ロシアの自動車業界は同国のウクライナ侵攻後、西側による制裁で部品調達や新たなサプライチェーン(供給網)確立に苦労し、数社は長期の生産停止にも追い込まれた。フランスのルノーなど海外勢の撤退も相次いだ。自動車価格上昇も販売に響いた。
AEBは、今年の販売台数は12%増の約77万台と予想した。協会幹部は今年に5─7つの新ブランド車がロシア市場にお目見えする可能性があると語ったが、具体的には明らかにしなかった。