40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国スマホ出荷13%減、22年は10年間で最低に=調査会社

発行済 2023-01-30 08:16
更新済 2023-01-30 15:18
© Reuters.  1月29日、中国の2022年のスマートフォン出荷台数は前年比13%減の2億8600万台と、過去10年で最大の落ち込み幅となった。上海で2015年撮影(2023年 ロイタ

[上海 29日 ロイター] - 中国の2022年のスマートフォン出荷台数は前年比13%減の2億8600万台と、過去最大の落ち込み幅となった。調査会社IDCが発表した。

出荷台数は13年以来最低で、3億台を下回ったのもその時以来初めてという。

昨年の中国経済は厳格な新型コロナウイルス規制によって大幅に圧迫された。

調査会社カナリスで中国スマホ業界を担当するルーカス・チョン氏は「厳しいパンデミック抑制策により、個人消費が保守的になった」と語った。

IDCによると、基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末メーカーのVivo(ビボ)は市場シェア18.6%で、この1年間で最も売れたブランドとなった。ただ、出荷台数は前年比25.1%減だった。

2位は中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)から分離・独立(スピンオフ)したHonor(オナー)で、出荷台数は低い水準からではあったものの34%以上伸びた。

アップルはOppo(オッポ)と同率で第3位となり、前年の4位から順位を上げた。

IDCによると、アップルの販売全体は前年比4.4%減。オナーを除く他のライバル社全ては2桁減だった。

30日付のカナリスによる別のリポートによると、22年第4・四半期のアップルの端末販売台数は前年同期比24%減の1640万台。小米(シャオミ)は37.3%減、オナーは14.1%減だった。

中国でアップルの出荷台数が前年同期比で減少したのは、コロナ感染第1波が同国を襲った20年初頭以来初めて。カナリスによると、最新のiPhoneシリーズの発売が早まったことに加え、鄭州市の主要工場で労働者の抗議活動が発生し、サプライチェーン(供給網)に影響が出たことが原因という。

ただ、アップルはこの四半期に中国で最も売れたスマホメーカーであり続け、過去最高の市場シェアを記録したという。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます