11時00分現在の日経平均株価は20342.52円(前日比296.16円高)で推移している。
10日の欧米市場で主要株価指数がそろって大幅反発した流れを受けて、日経平均は137円高からスタートすると、その後も上げ幅を拡大する展開となっている。
前日は黒田日銀総裁の発言を受けて為替相場が急速に円高へ振れたが、ギリシャ支援協議の進展期待などから足元では123円台まで円安方向に戻している。
主力大型株に投資資金が流入しており、前場後半に入り上げ幅は一時300円超まで拡大している。
個別では、三菱UFJ (TOKYO:8306)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、みずほ (TOKYO:8411)、三井住友 (TOKYO:8316)、東京海上 (TOKYO:8766)など売買代金上位は全般堅調。
ソニー (TOKYO:6758)や日立 (TOKYO:6501)が3%前後の上昇となっているほか、JR東海 (TOKYO:9022)は6%近く上げている。
また、神戸物産 (TOKYO:3038)、芦森工 (TOKYO:3526)、丹青社 (TOKYO:9743)などが東証1部上昇率上位となっている。
一方、ファナック (TOKYO:6954)が2%安となっているほか、マツダ (TOKYO:7261)、東レ (TOKYO:3402)などが軟調。
また、シークス (TOKYO:7613)、クボテック (TOKYO:7709)、ビットアイル (TOKYO:3811)などが東証1部下落率上位となっている。