[香港 1日 ロイター] - 中国の大手不動産開発会社、碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス)は1日、楊国強会長(68)が年齢を理由に辞表を提出し、娘で共同会長の楊恵妍氏(41)に引き継いだと発表した。
香港証券取引所への文書によると、退任は3月1日付。楊国強氏は執行役員も退任したが、特別顧問として経営に参画する。また取締役会との意見対立はないと説明した。
前場の香港株式市場で碧桂園は7%超上昇している。
恵妍氏は2018年から共同会長を務め、52.6%の株式を保有する筆頭株主でもある。
CGS-CIMB証券の中国調査責任者、レイモンド・チェン氏は「後継人事はサプライズではない」と述べ、事業の運営は莫斌社長が主導していると指摘した。