[北京 6日 ロイター] - 中国大連とシンガポール市場で6日、鉄鉱石先物の価格が下落した。中国国家発展改革委員会が先週、最近の急激な価格上昇に対処するための政策措置について、専門家の助言を求めたと明らかにしたことが背景。
0214GMT(日本時間午前11時14分)現在、大連市場で取引の中心となる鉄鉱石先物5月限は3.16%安の1トン=887.5元(128.51ドル)。
シンガポール市場の鉄鉱石先物4月限は2.94%安の1トン=121.7ドル。
国家発展改革委は3日、価格監視部門が専門家と面談したと発表。専門家は価格上昇が投機によるものだとし、市場監督を強化すべきと提言した。
専門家はまた、誤解を招く価格情報の拡散、買い占め、投機を「取り締まる」よう助言したという。