[日本インタビュ新聞社] - ■社員情報・勤怠情報を自動で取り込み、企業・会計事務所の業務効率化を支援~
財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は3月22日、勤怠管理を中心としたクラウドサービスの開発および提供を行うヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理システム『KING OF TIME』と、MJSの給与システム5製品とのAPI連携を開始したと発表。
今回のAPI連携により、MJSの給与システムと『KING OF TIME』に登録された社員情報の相互連携が可能となるほか、『KING OF TIME』に登録された勤怠情報をワンクリックでスムーズにMJSの給与システムに自動連携することができる。
本年4月から施行の労働基準法改正による割増賃金率引き上げへの対応など、労働時間などの勤怠情報の正確な管理が必須となる中で、従来は給与システムと勤怠管理システムに対し、個々に対応を要していたマスタ―データのメンテナンスや二重管理が不要となり、入力・修正ミスの低減と業務効率化を支援する。また、データ連携に際しシステムごとに行っていたCSVファイルの出力・受け入れ作業が不要となり、CSVファイルからの個人情報漏えいリスクを削減できる。
MJSは、今後も各社製品とのAPI連携を順次拡大し、パートナーシップを強化することにより、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供する。また、ERP製品や各種サービスを通じ企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業ならびに会計事務所と顧問先企業の経営の高度化と企業価値向上に貢献していくとしている。
ヒューマンテクノロジーズは、クラウド勤怠管理システム『KING OF TIME』の開発・販売を19年に渡り注力してきた実績と信頼のもと、多くのユーザーに利用されてきた。
昨今、各社バックオフィスのDX化(デジタルトランスフォーメーション)が必須となってきている中、勤怠管理のシステム化がより重要になってきている。『KING OF TIME』はサービスの品質向上及び各サービスとの連携を強化し企業のDX化に寄与していくとしている。
■クラウド勤怠管理システム『KING OF TIME』について
KING OF TIMEは導入企業数44,000社以上、利用ID数2,650,000人以上(2023年1月時点)の実績を持つ市場シェアNo.1(※)のクラウド勤怠管理システムである。
出退勤の打刻は、PC・スマートフォン(ブラウザ・アプリ)、ICカード、指紋、顔認証、温度検知連携、入退室連携など様々な手段から選択でき、休暇の取得、残業の申請承認など、従業員と管理者間でのやりとりもオンラインで行うことができる。変形労働時間制など複雑な勤務集計や最新の法改正にも対応し、企業ごとに異なる就業ルールにも柔軟な設定で対応可能である。
※ シェアNo.1表記について 富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」勤怠管理SaaS市場 利用ID数
■ミロク情報サービス(MJS)について
全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供している。現在、約8400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供している。また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、企業の経営改革、業務改善を支援しており、現在、約10万社の中堅・中小企業ユーザーを有している。
■ヒューマンテクノロジーズについて
ヒューマンテクノロジーズは創業2001年、企業の最大の財産である「人」を「時」を通じて見つめ、人時生産性の向上をお客様とともに考えるITソリューション企業である。主要な製品として、世界2500万以上のユーザーが使用するPC認証強化システム「DigitalPersona」、リアルタイム自動集計のクラウド型勤怠管理システム「KING OF TIME」を中心にサービス展開をしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)