[29日 ロイター] - 在米ロシア大使館は昨年起きたロシアと欧州を結ぶ天然ガス海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆破を巡り、米国が情報機関の関与疑惑という不利な情報を軽視しようとしていると表明した。
ロシアは27日、国連で爆破を巡る独立調査を求めたが、必要な支持を得られなかった。ロシア大統領府は28日、国際的な調査を要求し続けると表明した。
こうした中、ロシア大使館はテレグラムにロシア語の声明文を投稿。爆破状況をはっきりさせる「公平な取り組み」を米国が阻止しているとした上で、「これは米国の情報機関が直接関与している可能性が高いという、著名ジャーナリストによる米国にとって不利な情報を軽視しようとする明白な試みだ」と指摘した。