[東京 18日 ロイター] - パソコン周辺機器の製造・販売を手掛ける「バッファロー」を傘下に持つメルコホールディングスは18日、グループ組織の再編方針を公表し、将来的にバッファローとの合併・社名変更をした上で株式上場を検討していると明らかにした。1月に発表した傘下の麺類大手「シマダヤ」の株式上場を前提としたスピンオフ(分離・独立)は、2024年度中の申請を目指すとし、その後の上場を見込んでいる。
メルコHDはさまざまなグループ企業を傘下に持っているが、事業分野の範囲が広いことによる「問題点が顕在化した」と説明。バッファローやシマダヤなどの確立されたブランドと企業名を一致させることで、認知度の向上を図るとしている。
メルコHDはまた、シマダヤのスピンオフなどを見据えて10月20日に従来のプライム市場からスタンダード市場に移行する予定だと発表した。